ネットではこう稼ぐ:リアルの商取引とはわけが違う

インターネットの普及に伴い、今まではとても考えつかなかったビジネスチャンスが次々と到来している。様々な情報が飛び交う中、遅れをとってはいけないと気持ちばかりが焦り、具体的に何をしていいか分からない。きな臭く成功を煽ったエセ情報や、マルチまがいのダイレクトメール。通販ビジネスは資金のない自分には到底手を出せるわけもなく・・・。全く資金ゼロで一攫千金をつかんだ人がいることすら疑ってしまいそうだ。しかし、現実に一攫千金をつかんだ者はいるのだ。

ネットではこう稼ぐ

アフィリエイトの誤解

誰もが簡単に始められて、そして簡単に報酬を手にすることができる。
 
そんなフレーズを目にしたことは一度ではないはず。
 
しかしこの世に簡単に成功を収められるような魔法は存在せず、ましてや誰もが成功を約束された道など物語の世界ですら飽きられたシナリオだ。
 
しかし何も、まったく成功する確率がないわけではない。
 
インターネットが切り開いた可能性は無限に広く、そしてその可能性の広がり方の速さは尋常ではない。
 
そしてその広がりと共に、多くの人がより新しい情報を求める。
 
そして新しい情報は飽和し、そしてまた新しい情報を求めて模索する。
 
となると当然間違った情報も出てくる。
 
その間違った情報を正しているうちにインターネット領域の進化は新しい領域に進んでしまう。
 
そう、正しい知識が他の分野以上に重要になってくるのだ。
 
ネットビジネスでは誰も間違いを正してくれない、いや正している時間がないのだ。
 
もしあなたが初めて情報商材を購入して、そしてその情報が今現在最先端の情報で、かつ稼ぐための主要なポイントを押さえたものであり、そしてすぐにでも実践が出来るレベルで書かれたものであったなら、あなたは間違いなくラッキーだ
 
それくらい実は間違った情報、あるいは部分的には正しいけれど、そのままでは実践できない欠けた情報が氾濫してしまっている。
 
この状況を憂いているのは「成果を出せていない人」であって、「成果を出している人(=あなた情報商材を提供しようとしている人)」にはむしろおいしい状況となる。
 
ここでどの情報が間違っていて、どの情報が正しいのか、言及することは避けるが(いづれその情報も古くなり、正しい情報でなくなる可能性が高いからだ)、一度も失敗をせずに成功をつかもうと思っているのであれば、それこそが最も遠回りの道であることは間違いない
 
本当に正しい情報はどれかと吟味しているうちに市場は変化してしまう。
 
これほど先行者利益の強い分野はないのだ。
 
であればとれる方法は限られてくる。
 
正しそうな、信用が出来そうな、かつ新しい情報であれば、とりあえず試してみるのである。

アフィリエイトで生計を立てるほど稼ぐ人は1%に満たない

 
アフィリエイトを今まで試したことのある人の中で、月に5,000円以上稼いだことのある人は、実に5%程度しかいない。
 
これはこの業界では非常に有名な統計なので、あえて説明しないが、実際にリアルの商取引で5万円程度のものを売ることが出来れば、利益は5千円以上は手に入るにも関わらず、だ。
 
アフィリエイトの料率(売れた値段に対するアフィリエイターに支払われる報酬の率)は現在、最も多くのアフィリエイターが取り扱う『楽天市場』では1%〜3%が最も多く、始めたばかりの大した売り上げの上がらないうちは、この料率でジリジリと作業をこなすことになる。
 
何よりも、ゴールドラッシュ再来の如く「簡単に稼げる」という甘い覚悟で参入してくる人が多いのも、稼げない層を厚くしている原因でもある。
 
そう、ここにカラクリがある

ほとんどが『お試しアフィリエイター』

アフィリエイターとして生計を立てるには、それこそ多大なる努力が必要となる。
 
本当に稼いでいる人はそれを知っているのだ(稼いでいないのに稼いでいるフリをしている人は、ここでは除く)。
 
ということは本当のライバル(=真剣にアフィリエイト市場に参入してきた人)は実は意外に少ないのである。
 
情報商材を販売すれば分かるのだが、購入者の中でそのノウハウを実際に実践する人は4割から3割。
 
そしてその内容を忠実に理解してくれる人はその半分にまで減少する。
 
どうだろう、購入はしたけれど、全く実践をせずに『いつか実践する予定』のノウハウはないだろうか?
 
その時点でもはや先駆者達の敵ではないのだ

最も道を踏み外しやすい領域

 
今、このインターネット上では非常に多くのWEBサイト・ブログが存在する。
 
そしてこうしている間にも次から次へと生み出されている。
 
とはいえ、リアルの世界と違い、ストレージ(記憶媒体、今ではハードディスクが主流)が消費されるだけで、現実に何かがなくなるわけではない(電気は消費されるがそれはブログを作成するためだけに限らない)、そして何かがなくなるわけではない。
 
となると、ブログを大量に作成することは容易であり、そして検索エンジン以外には誰にも迷惑をかけない。
 
最もトライアンドエラーを繰り返すことが出来る領域だと言える。
 
作ってみて、思う効果が出なければ、削除すらもせずにそのまま放置して、次のブログを作る作業に移る。
 
これは誰が生み出した”燃えカス”なのかも特定されないので、どんどん繰り返すことが出来る。
 
ブログを作成することに関してはこれでも構わないのだが(それでもモラルは必要かと思うが)、情報商材の販売に関して、あるいはアフィリエイト対象の商品の販売に対しても、このスタンスを持ち込むのは非常に危険だ。
 
誰も監査しない社会では、誰もが自己の欲望に克つことこそが最も難しい行為となるのである。
 
個人を特定できない状態であるにも関わらず、あたかも顔をさらけ出してるかのように装うことも出来る。
 
例えば販売者の記載をしていても、不明点があった場合に連絡をしてくる人は1割程度だ。
 
販売者が本当にその人物なのか、確かめもしないで、購入していくのだ。
 
ということは、間違った行為をしても、かなりの確率で逃れることが出来る、あるいは言い方を変えると、間違った行為を見逃している状態である、と言えるのだ。
 
これが何を意味するのか。
 
最も道を踏み外しやすいビジネス領域でもあるということだ。

ネットでの誠実とは

ネットビジネスとして成功するために書かれたノウハウは今、飽和状態にある。
 
そして顧客リストも飽和状態にあり、それらリストの賞味期限も日々短くなってきている。
 
今まで勉強してきた「ノウハウ」は、多分、こんなコンセプトだろう。
 
・リストを集めろ!
・商品を作れ!
 
でも、この方法ではある種の問題が存在する。
 
それは「金と時間がかかることに抵抗感を感じる」ということ。
 
リストを得られれば、情報販売も出来ればアフィリエイトにも繋げることが出来ます、という内容のノウハウが非常に多い。
 
そしてその方法は決して大きく間違った方法ではない。
 
メルマガアフィリエイトとして使う場合や、特定の人へのセールスレターメール、ステップメールを送ってからの情報販売が展開できるからだ。
 
リストを集めるためには、無料のレポートか何かを作る必要があるし、結構な広告費をかけて、反応の高い広告媒体を探さないといけない(今、メルマガ広告を1回出そうと思うと、ある程度の規模のものなら、20万円以上する)。
 
そもそもネットビジネスに参入しようと思ったのは、お金や時間をかけずに(コストを極限まで削った状態で)収入を得られる可能性が一番高いという期待がきっかけであるという人が最も多い。
 
稼げる可能性とそれにかかる作業コストのバランス。
 
それがインターネットビジネスでは非常に重要になってくる。
 
商品を作るのにも時間がかかるし、設備投資やら、外注費やら、手間を惜しむと何かと金もかかる。
 
逆に当たり前だが、金をかけずにやろうとすると、それだけ時間がかかる。
 
そして、結果が出る前に大半の人が挫折して辞めてしまう。
 
特にネット上には、そういう、途中まで頑張ってた「らしい」サイトとかブログの残骸が、山のように存在する。
 
そう、それでいいのだ。
 
そして忘れた頃にもう一度再開して、また別の方法を試せばいいのだ。
 
その頃にはまた新しいノウハウが出回っている。
 
そしてまた失敗をして、市場から退場し、そしてまた忘れた頃に再参入、を繰り返せばいい。
 
そしていつか気付くだろう。
 
アフィリエイターとして成功するには、リアルの世界で成功するのと同様の覚悟が必要であることを。
 
そのときこそが、あなたがアフィリエイトに誠実に向き合うことができる時なのである。
 
誠実に向き合わずに、他者を出し抜いて稼げばいい、という方法でも確かに稼げる。
 
むしろその方が簡単でもある。
 
となると当然多くのアフィリエイターはその方向に向かいやすくなる。
 
その中で誠実に向き合うアフィリエイターはそれだけで差別化になり得る。
 
小金欲しさに始めたのならそれでもいいかもしれないが、アフィリエイトで生計を立てるつもりなら、覚悟を決めなくてはいけない。
 
簡単に踏み外してしまう道に、耐え踏みとどまる姿勢を持った真のアフィリエイターの姿こそが、アフィリエイターの地位そのものを向上させるのだ。
 
顔が見えるリアルの商取引では必要なかったマインドが余分に必要になる。
 
そういう意味ではアフィリエイトの方が一段ハードルが高いとも言える。
 
従来の考え方に則って考えると、実は本当のアフィリエイトの世界はリアルの世界よりも難しい面がある。

しかし考え方を変えると、それがアドバンテージになる。

 

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